ご使用前・ご使用後の処置について

◆すでにカビが生えている場合

まず、清掃してカビを除去します。カビや処理面によっては、水を使うと色素が広がりシミになります。薬局やホームセンターなどで手に入る消毒用アルコール(エタノール)を使用し、下記の手順でカビを除去してください。

消毒用アルコール(エタノール)でのカビ除去方法

  1. 噴霧消毒する
  2. 完全に乾燥させる
  3. 乾いた布や掃除機で取り除く
    ※カビの色を落としたい場合、塩素系漂白剤を使うことも可能です。殺菌もでき便利ですが、脱色しすぎたり、また漂白後の洗浄が不十分だと変色したりします。
  4. 漂白剤を使用する場合は希釈して使用、あるいは目立たない部分で試してからの処理をおすすめします。
    ※カビの色素が強い場合は、紙や布に次亜塩素酸を含ませ処理面にはり付け、その上にラップをし、しばらく放置します。ただし、処理面が薬剤の影響で変質することがありますので、十分ご注意ください。
    ※処理後は薬剤をよく洗い流してください。
    ※カビがひどい場合は、施工前にご相談ください。

※対象物のカビやばい菌を口・鼻から吸引しないよう、マスク・手袋の着用をおすすめします。

◆カビが生えていない場合

  1. 対象物の水気・ホコリ・汚れを取り除き、乾燥させます。
  2. セナをよく振ってから作業してください。
  3. シミになりそうな素材・色の濃い素材は、目立たない部分で試してからご使用ください。
    ※生乾きの状態では成分が落ちやすくなるため、作業後はよく乾燥させてください。

商品別ご使用方法

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◆「セナバリア」のご使用方法

床、壁、壁紙、押入れなどに

  1. よく振ってから作業を始めてください。
  2. 作業面をよく乾燥させ、対象物が濡れるのが分かる程度を目安にスプレーで吹き付けます。
  3. 対象物によっては布に含ませて拭いたり、筆やブラシをお使いください。
  4. 作業後は効果を持続させるために、よく乾燥させてください。
    ※乾燥後に浸透しなかった余剰薬剤が白い粉状で残る場合があります。通常はそのままで支障ありませんが、気になる場合は布で拭き取ってください。
    ※高価なものやデリケートなものを収納する箱や布、紙などにもご使用いただけます。
    ※染色された紙、布や革製品など変色・変質の恐れのあるものに使用する際は、目立たない部分で試し、変化のないことを確認後にご使用ください。
    ※施工面が多いときは業務用もございます。ご相談ください。

◆「セナコート」のご使用方法

カーテン、布団、衣類などに

  1. 作業面をよく乾燥させ、スプレーで吹き付けます。対象物によっては布に含ませて拭いたり、筆やブラシをお使いください。
  2. 作業後は効果を持続させるために、よく乾燥させてください。
    ※防カビ効果以外にも衛生管理用の薬剤としてご使用いただけます。
    例)台所用品やキッチンまわり・食卓テーブル・身の回り品・子供のおもちゃなどの抗菌、ぬいぐるみのダニ低減、部屋や車・靴・ごみなどの消臭、ペットまわりの衛生管理など。
    ※高価なものや変色・変質の恐れのあるデリケートなものに使用する際は、目立たない部分で試し、変化のないことを確認後にご使用ください。
    ※白い成分が沈殿することがありますが、性能には変わりありません。
    ※施工面が多いときは業務用もございます。ご相談ください。
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◆「セナシールド」のご使用方法

風呂、洗面場、トイレ、台所などに

  1. よく振ってから作業を始めてください。
  2. 適量を同梱のスポンジやウエス、タオル、ティッシュなどに取り(※隅の部分や細かいところは同梱の筆をお使いください)、施工面に薄く付けて軽くこすります。
  3. 乾いた布で拭き上げてください。
  4. お手入れの際は、研磨剤の入っていない同梱のスポンジのようなものや、布などやわらかいもので軽く拭いてください。
    ※水だけできれいになるスポンジなどは、研磨剤がっていますので使用しないでください。
    ※施工面は滑りやすくなりますので、床には使用しないでください。
    ※施工前に目立たない部分で試してからご使用ください。

◆「添加型セナ」のご使用方法

水性塗料などへの添加用

  1. 添加型セナが塗料に完全に分散するようよくかき混ぜてください。
    ※施工前の塗料の攪拌が性能に大きく影響します。
  2. 対象物を洗浄してカビを取り除いた後、完全に乾燥させてください。
    ※洗浄が不十分だと、塗料によっては残ったカビの色素を吸い上げてしまいシミになります。
  3. 塗料の説明書に従って塗装してください。
    ※施工前に添加型セナと塗料がよく混ざっているか、凝固や変色をしていないか等をよくチェックし、ご使用ください。
    ※特殊な塗料を使用する際は、予めお問い合わせください。
    ※高価なものやデリケートなものに使用する際は、目立たない部分で試してからご使用ください。
    ※施工面が多いときは業務用もございます。ご相談ください。