(財)日本食品分析センター 番号取得試験名

  • カビ抵抗性試験 発育状態「0」
  • 抗菌力試験 10,000倍希釈、24h レジオネラ 検出せず
  • 最小発育阻止濃度MRSA MIC値 25ug/mg
  • 変異原性(AMES)試験 突然変異誘起性 = 陰性
  • マウスを用いた急性経口毒性試験 LD50 = 2,0000ml/kg
  • ヒメダカによる急性毒性試験(魚毒性) 96時間LC50値 = 3,600mg/L
  • ウサギを用いた皮膚一次刺激性試験 「無刺激性」
  • ダイオキシン類検出試験 実測濃度 = ND 毒性等量 「0」

※セナはMITI(経済産業省既存科学物質リスト)及びEPA(アメリカ環境保護庁)などの国内外の許可を得た環境ホルモンを含まない安全性の高い薬剤のみを使用しています。

眼刺激性試験(第102023467-006号)6.7 軽度刺激物(ウサギ)
急性経口毒性試験(第102023467-004号)LD50=20ml/kg以上 (マウス)
皮膚一次刺激性試験(第102023467-005号)0.4 無刺激性(ウサギ)
変異原性試験(第102023467-002号)陰性
ヒメダカによる急性経口毒性試験(第102023467-001号)96時間 LC50=3,600mg/㍑以下
ダイオキシン類の定量(第102023467-003号)ダイオキシン、ジベンゾフラン 全項目TEQ=0
ダニ忌避試験東京都立衛生研究所(第195号)忌避率 91%

セナ抗菌リスト(抗菌スペクトラム)

地球上には数千・数万種類の細菌や真菌(カビ)が存在します。
JISの規格試験においては指定された15種の菌のうちの5菌に対する効果が実証出来れば「防カビ剤」として認められます。
しかし、一般建築物から高頻度で検出される有害菌だけでも57菌(下記)に及びます。
セナはJISの試験菌15菌、住宅内の57菌のみならず、住環境を考慮した数百種の菌について効果の検証をしてまいりました。
また、現在も検証を続け、その数は増え続けております。
セナが住環境においてほとんどのカビ・細菌・藻類に対し効果があるといわれる所以です。

砂場抗菌実績データ

砂場は常に外部からの菌の汚染の危機にさらされています。毎年定期的に砂場を殺菌・抗菌処理をしたり、猫・鳥の防御柵を構築している事業所も多く見られます。
下記のデータでは定期検査において検出された菌が以後の検査において滅菌されていることから、セナの効果が複数年にわたり持続していることが証明されます。

採取箇所:表層部

検出菌施工前1ヶ月後4ヶ月後8ヶ月後1年後2年後
リゾプス ストロニフェル7.6×1093.9×1043.3×104検出なし検出なし検出なし
フザリウム ロゼウム7.4×1094.8×104検出なし検出なし検出なし検出なし
アスペルギルス ニガー8.2×1092.8×104検出なし検出なし検出なし検出なし
トリコデルマ ビリティ6.9×1093.3×104検出なし検出なし検出なし検出なし
クラドスポリウム クラドスポリオイダス8.4×1098.8×104検出なし検出なし検出なし検出なし
アスコスフィラ アピス4.3×104検出なし検出なし検出なし検出なし検出なし
アクレモニウム チャルティコーラ3.0×104検出なし検出なし検出なし検出なし1.7×103
トリコフィートン ロゼウム5.1×104検出なし検出なし検出なし検出なし検出なし
エスケリチア コリ4.6×1082.6×1042.7×1042.2×102検出なし10>
アスペルギルス フェミガタス3.0×102検出なし検出なし検出なし検出なし検出なし
ムコール ルキシー7.8×1093.9×1043.3×103検出なし検出なし検出なし
ムコール スピネッセンス3.6×103検出なし検出なし
ペスタロチア ネグレクタ1.1×102検出なし検出なし
カンジダ アルビカンス2.1×102検出なし
ムコール スピネッセンス3.0×10

採取箇所:下層部(300mm)

検出菌施工前1ヶ月後4ヶ月後8ヶ月後1年後2年後3年後
リゾプス ストロニフェル7.7×1097.7×104検出なし検出なし検出なし検出なし1.2×103
フザリウム ロゼウム5.5×1097.1×103検出なし検出なし検出なし検出なし検出なし
アスペルギルス ニガー8.3×1094.9×103検出なし検出なし検出なし検出なし1.4×10
トリコデルマ ビリティ5.2×1092.3×1043.8×104検出なし検出なし検出なし検出なし
クラドスポリウム クラドスポリオイダス7.1×1083.9×1047.7×104検出なし検出なし検出なし検出なし
アクレモニウム チャルティコーラ5.2×1022.3×1043.8×104検出なし検出なし1.6×103検出なし
トリコフィートン ロゼウム3.1×102検出なし検出なし検出なし検出なし検出なし検出なし
エスケリチア コリ4.3×1089.1×1046.0×1043.6×102検出なし1.2×10検出なし
アスペルギルス フェミガタス2.9×103検出なし検出なし検出なし検出なし検出なし検出なし
ムコール ルキシー8.4×1094.3×1043.1×104検出なし検出なし検出なし検出なし
ムコール スピネッセンス2.1×103検出なし検出なし検出なし
ペスタロチア ネグレクタ1.8×102検出なし検出なし検出なし
カンジダ アルビカンス2.2×102検出なし検出なし
サルモネラ タイフィマリアム7.1×103検出なし検出なし検出なし検出なし検出なし検出なし
アルテルナリア アルテルナータ3.6×104検出なし検出なし検出なし検出なし検出なし検出なし
トリコデルマ コニンギ1.6×102検出なし1.6×102

カビ抵抗性試験(メーカー自社基準によるもの)

60試験菌(真菌)によるSEI法独自の「カビの抵抗性試験」で促進効果確認を行います。このSEI法による試験は、JIS Z2911かび抵抗性試験と比べても、培養条件、評価とともに極めて厳しいものです。また、各種抵抗性試験やフィルム密着法等の試験もできます。

採取箇所:表層部

No.菌名備考
1アクレモニウム チャルティコーラ日和見病原性菌水環境汚染
2アスペルギルス オリゼー職業性アレルギー原因菌
3アスペルギルス カンディダスカビ毒産生菌腎癌
4アスペルギルス ニガー植物病原性菌肺アスペルギルス症
5アスペルギルス ファミガタスアレルギー原因菌
6アスペルギルス フェルシコールカビ毒産生菌肝癌
7アスペルギルス フレーバスカビ毒産生菌日和見病原性菌 肝癌
8アルテルナリア アルテルナータアレルギー原因菌喘息 皮膚
9アルテルナリア テナース植物病原性菌川崎病
10アルテルナリア ブラッシコーラ植物病原性菌アルテルナリア病
11ウロクラディウム アトラム食品汚染菌
12エピコッカム パープラセンス植物病原性菌食品汚染
13オーレオバシディウム プルランス日和見病原性菌皮膚 タイル目地 好アルコール
14カルバラリア ルナータ植物病原性菌食品汚染
15カンジタ アルビカンス日和見病原性菌深在性・表在性真菌症に移行
16クラドスポリウム クラドスポリオイダス植物病原性菌アレルギー原因菌 基材の劣化汚染
17クラドスポリウム サファエロスペルマ植物病原性菌アレルギー原因菌 基材の劣化汚染
18クラドスポリウム ヘルバレム植物病原性菌好湿性
19クラドスポリウム レジネアレルギー原因菌好湿性 アルミを腐食
20ゲオトリカム カンディダム呼吸器障害菌
21ゲオトリカム ラクタス
22ケトミウム グロボーサムアレルギー原因菌木材・繊維・紙の劣化
23トリコデルマ コニンギアレルギー原因菌喘息 木材・繊維・紙を分解
24トリコデルマ ビリティカビ毒産生菌循環器・生殖器障害
25トリコフィートン メンタグロフィテス体表感染菌水虫 タムシ 浴室のマットに発生しやすい
26ドレッシラ オストラライン植物病原性菌
27ニグロスポラ オリゼー食品汚染菌
28ニューロスポラ ジトフィーラ日和見病原性菌食品汚染
29フォーマ グロメラータ植物病原性菌食品汚染
30フォーマ テレスチアス植物病原性菌食品汚染
31フザリウム オキシスポラム日和見病原性菌循環器・生殖器障害
32フザリウム セミテクタム角膜真菌症原因菌角膜真菌症 視力障害
33フザリウム ソラニ造血障害菌循環器・生殖器障害
34フザリウム モニリホルメ角膜真菌症原因菌野菜腐敗菌 角膜真菌症 視力障害
35フザリウム ロゼウムカビ毒産生菌循環器・生殖器障害
36プルラリア プルランス水系塗料に発生
37ペスタロチア アダスタ植物病原性菌食品汚染 リンゴ ビワ
38ペスタロチア ネグレクタ植物病原性菌
39ペニシリウム アイランディカムカビ毒産生菌肝癌 肝硬変(含塩素ペプタイドを産生)
40ペニシリウム イクパンサカビ毒産生菌腎癌 神経障害
41ペニシリウム シクロピウムカビ毒産生菌肝障害 食品汚染
42ペニシリウム シトリナムカビ毒産生菌腎癌
43ペニシリウム シトレオビリディカビ毒産生菌神経障害 乾燥穀物汚染
44ペニシリウム ニグリカンス角膜真菌症原因菌
45ペニシリウム フェニキュローザム食品汚染菌
46ペニシリウム フレクエンタス角膜真菌症原因菌畳・皮革に発生しやすい
47ペニシリウム リラシナム角膜真菌症原因菌
48ボトリティス シネレア植物病原性菌
49ミロテシウム ベルカリア
50ムコール スピネッセンス急性電撃性感染症菌好アルコール
51ムコール ラセマサス日和見病原性菌食品汚染 好アルコール
52モニリア フラクチガーナ
53ユーロチウム アムステロダミ食品・飼料汚染菌
54ユーロチウム シバリエリ工業材料汚染菌
55ユーロチウム トナフィラム電線・皮革に発生しやすい
56ユーロチウム ルブラム食品汚染菌
57リゾプス オリゼ
58リゾプス ストロニフェル植物病原性菌
59リゾプス ニグリカンス内臓真菌症原因菌
60ワレミア セビアレルギー原因菌高糖性食品汚染

藻抵抗性試験(メーカー自社基準による)

藻類についての抵抗性試験は、日本では規格がありません。当社研究室では、緑藻・藍藻類を中心に、淡水生息する生活藻25藻を用いて試験を行います。
特殊培地で、陽光蛍光灯照射を含め、60日間の試験を行なう当社規格に基づいた試験結果において、これら藻類の発生、繁殖はみられません。なお、主に海中に生育する紅藻、褐藻類等は植物状の構造を持ち、抗菌スペクトラムの範囲外の藻類といえます。

急性経口毒性(LD50)値の比較

gs pic04

ウサギやマウスを使って、口から強制的に薬剤を投与し、2週間で動物の半数が致死した薬量を体重1kgあたりで算出しこの値をLD50として示します。セナの急性経口毒性値はLD50=20ml/kg以上でした。(この量でも1匹も死ななかった。)この評価は、換算すると(1ml=1g)LD50=19,047mg/kg以上になります。
これは実質上の安全性がコーヒーのカフェインや食塩などより高いことを示しています。